ワット・アルン(暁の寺)
ワット・アルン・ラーチャワララム・ラーチャウォラマハーウィハーン寺院は、第1級王立寺院で、種類はラーチャウォラマハーウィハーンです。
アユタヤ王朝時代に作られたと考えられています。最初は、ワット・マッゴーグ寺院と呼ばれていました。プラッヤーターグ(後のタクシン王)が新しい首都選定の際に、ワット・マッゴーグ寺院まで進軍して来ました。
早朝にプラッヤーターグがトンブリーを首都と決めました。そして、この寺院を修復し、王の寺院としました。この寺院の名前を、ワット・ジェーン(早朝)寺院と命名し、エメラルドの仏像をラオスから持ちこみ、ここに祀りました。
ラマ1世の統治時代に、この寺院にウボーソット(儀式ホール)とウィハーン(説教ホール)を建設しました。その時、エメラルドの仏像を現在のワット・プラシー・ラッタナ・サーサダーラームに移動しました。ラマ2世の統治時代に、ワット・アルン・ラーチャターラームと改名されました。さらに、ラマ4世の統治時代にワット・アルン・ラーチャワララムと改名されました。このワット・アルン・ラーチャワララムは、1949年11月22日に国の重要文化財になりました。